東南アジアは生活費が安そうだから、生活費も少なくてお金も溜まりそうというイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思います。
実際にタイの生活コストを記録してみて、どれぐらいかかるのかをご紹介します。
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こんにちは、のらねこです。
日系企業の場合、海外駐在員になると、いわゆる海外赴任手当により給料が上がります。
「花の駐在員生活」を満喫するのもいい経験ですが、この期間を利用してお金を貯めておきたいという方もいらっしゃると思います。
もちろん、生活費用には個人差がありますが、
「実際のところ、どれぐらいの費用が必要なのか?」
実際の生活コストを公開して、イメージをつけていただければと思います。
駐在員生活
タイにお住いの日本人の方の勤務パターンは、
・日本から駐在員で赴任する方
・現地企業で採用され、お仕事をしている方
・現地で起業している方
など、数多くのパターンがあります。
ちなみに私自身は日本から駐在員で赴任しているというパターンです。
多くのパターンがありますが
どのパターンだとしても、ワークパーミットを取得されていると思います。
ワークパーミット取得に所得が50,000バーツ以上必要ですので、
外国人の場合は現地所得割合が少ない人でも、最低賃金が50,000バーツということになります。
タイの生活水準
タイのGDPは、5,435 億 米ドル(2019年)
1人当たりのGDPは、7,792 米ドル/人。
1人当たりのGDPでいえば、日本の6分の一程度の額です。
この数値からみても、日本より物価も安いだろうとイメージしてしまいがちですが、
この数値には、バンコク以外の都市も含まれております。
実際は、バンコクの生活水準は日本と同等レベルで、
バンコク都心部から外れると30%程度下がるかなといったぐらいの肌感覚です。
バンコク以外の場所は利便性等は少し落ちますが、物価が下がるので物価対比の生活水準で考えるとかなり住みやすいと考えております。
ちなみに私自身も、バンコクを少しだけ離れバンナー地区というところに住んでいます。
公開!生活費(単身赴任)
わたしは、今流行のFIRE(経済的独立)を意識しておりまして、蓄財し貯金と投資で40歳サイドFIREを目標としております。
そのためかなり生活費は少ないほうだと思いますが、皆様の生活レベルに応じて
カスタマイズして参考にしていただければ、幸いでございます。
現在は、3歳児の子どもが1人いまして、家族は3人暮らしです。
※コンドミニアムの家賃は会社負担となっておりまして、家計簿には含めておりません。
9月から単身住まいとなりましたので、
本日は単身赴任者の家計簿の記事となります。
家族帯同時の家計簿は、下記の記事からご確認ください。
おすすめ家計簿アプリ
お金をしっかり貯金したい方は家計を把握するのが効果的です。
自己改善するには、今の自分の状態を俯瞰的にみる必要があります。
そのため、家計をしっかり把握できる家計簿アプリは必須となります。
家計簿アプリは、たくさんありすぎて選べないという方も多いです。
私自身もいろいろなものを試しましたが、
家計簿を把握したいだけであれば、Weple Moneyがおすすめです。
このアプリの最大のメリットは、為替が各種変えられることです。
タイ住まいだとバーツ表記にできるので、扱いやすいアプリです。
また、表示がシンプルで見やすく入力が簡単なので、家計簿アプリとしては非常に使いやすいです。
有料版では広告を外せるので、有料版への移行もありかなと思います。
節約できたご褒美に有料アプリを購入するというやり方も達成感があっていいと思います。
あとは、クレジットカードや電子決済システムを積極的に利用すれば記入漏れが防げます。
2021年9月度
2021年9月と10月の(家族帯同期間)の家計簿データを公開しております。
単身の間は、タイでの所得は50,000バーツに設定しており、
それ以下での運用を目標に生活しています。
固定費
光熱費:2,638バーツ
(電気1376バーツ・水道300バーツ・通信費962バーツ)
生活材:429バーツ
固定費はかなり削っていますので、非常にマッチョな家計簿です。
変動費
食事:11,821バーツ
趣味:10,448バーツ
衣服:1,452バーツ
雑費:7,000バーツ
食費は外食を少なくして、自炊メインなのでかなり抑えられていると思います。
食材は、比較的健康を加味したものを選んでいるので、格安とまでいかないです。
趣味はほとんどの出費はゴルフで10,000バーツぐらい使用しています。
規制が緩和されていくと、お付き合いのゴルフがさらに増えると少しブレてくるかなといった感じです。
※使いすぎには注意していきます。
衣服は、たまにユニクロでちょこちょこと買い足している感じです。
雑費は、ラザダー関連が主で、プロテインなど食料に使い物も多いです。
2021年10月度
10月はかなり抑えることができています。
外食もまだ本格的には出来なかったため、引き続き自炊がメインです。
固定費
光熱費:2,152バーツ
(電気1030バーツ・水道160バーツ・通信費962バーツ)
生活材:870バーツ
美容院:1,200バーツ
固定費はかなり削っていますので、非常にマッチョな家計簿です。
変動費
食事:14,813バーツ
趣味:8,600バーツ
食費は外食を少なくして、自炊メインなのでかなり抑えられていると思います。
食材は、比較的健康を加味したものを選んでいるので、格安とまでいかないです。
趣味はほとんどの出費はほとんどがゴルフで10,000バーツ程度で使用しています。
規制が緩和されていくと、お付き合いのゴルフがさらに増えると少しブレてくるかなといった感じです。
※使いすぎには注意していきます。
衣服は、たまにユニクロでちょこちょこと買い足している感じです。
まとめ
このように家計簿で海外単身赴任の生活費はある程度イメージをつけていただけると思います。
単身赴任であればで、50,000バーツ~60,000バーツぐらいあれば、
まあ問題なく足りると思います。(家賃は除く)
17万円前後+家賃(10~20万円程度)なので、
実際のところバンコク住まいは、そんなに安いという感じではありません。
もちろん個人差があります。
・アルコール摂取が多い
・外食が多い
・マッサージが多いなど
エンゲル係数が高い単身者の方ですと、もう少し費用がかかるのではないでしょうか。
タイでも生活レベルを上げないコツはたくさんありますが、
ストレスにならないようなところで生活レベルを抑えていきましょう。
▼おすすめのコスト節約術
- スクンビットから離れて住む
- 日系通信サービス会社を使わない
- 接待以外の社内イベントには付き合わない
- 自炊をする
- ミニマムに暮らす
この辺だけでもかなり改善できますので、
無駄なお金を抑えることができると、趣味や自己投資にも資金を回すことができます。
過去記事にも「貯める力」について、いろいろ書いています。
こちらは、固定費関連の削減方法を意識した記事となっています。
人生の自由を勝ち取るためには、お金と向き合うことは非常に大切です。
しっかりお金と向き合い、何ができていないかを確認していきましょう。
お金について学びながら、上手なお金の使い方を意識し人生を豊かにしていきましょう。
ほな、バイバイ!
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