こんにちは、のらねこです。
バンコクにいてもプロ野球シーズンは気になるものです。
そして開幕早々熱いニュースがありました。
ロッテの佐々木朗希投手の完全試合
(2022年4月10日千葉市のZOZOマリンスタジアム オリックス戦)
完全自体は28年ぶりで、DH制のパリーグではじつに44年ぶりとのことでした。
すごい投手が現れたなというか、よくこれだけの素材を丁寧に育てたなというところに驚いておりましたが、またしてもニュースが。
続く翌週の、2022年4月17日の日本ハム戦に先発し、8回まで完全にランナーなし。
しかし、球数が100球を超えていたため、交代となり2試合連続の完全試合という幻はなくなりました。
凄すぎる!!!
こういった大記録がかかった場面でも、最近では選手生命を尊重するという風潮があるようです。
目先の大記録より選手生命を尊重 変わるプロ野球 完全試合の歴史(毎日新聞)目先の大記録より選手生命を尊重 変わるプロ野球 完全試合の歴史 | 毎日新聞プロ野球・ロッテの佐々木朗希投手(20)が17日の日本ハム戦に先発し、八回まで102球で一人の走者も許さないままこの回で降板した。史上初となる2試合連続の完全試合達成はならなかった。
このニュースを読んで、自分なりの考えを整理したいと思います。
記録か選手寿命かどちらを尊重するのか
高校野球の甲子園で連投完投が当たり前だった時代は、無理することも一種の美学で、記録か選手寿命かという論点はあまりありませんでした。
しかし、最近の選手生命を優先するという風潮があります。
もちろん、身体が最も大切なので理解できます。
しかし、個人的には選手生命も大切ですが今伝説を作ることも大切だと思っていたります。
どちらかを尊重すればよいのかという点で考えてみたいと思います。
ONE PIECE ルフィの場合
例えば、わたしが大好きな漫画ONE PIECEでは、ルフィは敵わない相手には、奥の手である「ギア2」という技でゴムの身体をポンプの原理で血液を高速で循環させ、身体能力を劇的にあげます。
身体を酷使することをルフィは理解していますが、「目の前で仲間を失うよりマシ」として、それで仲間を守ります。
身体を酷使してでも目的のために強敵ロブ・ルッチと戦い続ける姿は、感動させられます。
スラムダンク 桜木花道の場合
また、バスケットボール漫画の名著スラムダンクでは、主人公の桜木花道は最強の高校山王工業戦でベンチに飛び込みルーズボールをとることでチームの危機を救いました、このファインプレーと引き換えに腰を痛めましたが、無理をして将来の選手生命に危機があっても出場を続けます。
出場を止めようとした安西監督へ「おれは今なんだよ!!」といった魂の叫びで人は心を震わされるわけです。
プロという世界では、いかに多くの人の心を震わせられるかということも重要だと思います。
個人的見解
個人的には、「記録と選手生命」の選択に狭まれた場合、人の心を震わせる選択がしたいと思ってしまうのは、こういった漫画ばかり読んできたからというのがあるのかもしれません。
ただし選択ができるの(本人の意思を尊重する)は、実力があることが必須になってきます。
実力がなければ選択すらできないので、一にも二にもクオリティというのが必要になってくるのではないでしょうか。
おわりに
今回の大記録には、将来のある若者の未来を取ったということで絶賛されていますが、賛否だけでない両方の側面があるなあと感じました。
本人の選択を尊重できるのが一番大切ですが、意思を通すにはぶっちぎりの実力が伴ってこそです。
佐々木投手はそういった意味で圧倒的なクオリティを持っているので、本当に凄い選手だと思います。日本での活躍もみたいですが、やはりメジャーで活躍する姿はみてみたいですね!
自分も社会で生きていくうえで、意思を通すには実力が必要だなと改めて感じさせられることになりました。クオリティよりテクニックに走りがちなところを、抑止して丁寧にクオリティを育てていける選択をしていこうと思います。
ほな、バイバイ!
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