タイ駐在員が実践する『本当の自由を手に入れる お金の大学』 貯める力編~②水道光熱費~

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こんにちは、のらねこです。

リベラルアーツ大両学長著書の『本当の自由を手に入れる お金の大学』をタイ駐在員が実践してみたらということでお届けしていきます。

生活していくうえで、健康を維持し長く生き、時間をもつことは大事な要素の一つです。
人生とは時間といっても過言ではありません。
今ではしきりに人生100年時代なんかといわれておりますが、仮に人生100年時代となると60歳で定年した場合、余暇で30年以上のセカンドライフ人生を生きなければなりません。老後資金2,000万円問題とか言われるやつですね。
そうなっていくとこれまでの日本人の典型的な「年金」と「退職金」で逃げ切るライフプランは全く通用しなくなり、それらの資金以外にもお金を用意する必要があります。
私自身もそういった先の見えない不自由な時代を経済的に自由に暮らしたいと考えるようになりお金に対する勉強を始めました。
その経過で出会ったのが、リベラルアーツ大学両学長著書の『本当の自由を手に入れる お金の大学』です。

両学長といえば実践的なお金の知識を学べるYouTubeチャンネルで有名なYoutuberですが、チャンネルで公開しているお金の知識を体系的にまとめたのが、本著書『本当の自由を手に入れる お金の大学』です。
私自身もこれまではお金に対しての勉強ができておらず、
お金の知識(マネーリテラシー)が少なかったので、
この著書と出会い膝を打つ衝撃を受けお金に関する書籍を毎日読みながら、一からお金を勉強しています。

本書の内容は、日本で活用できるお金の実践ガイドブックになっていますが、
タイに住む今でも実践できることを少しづつやっていこうということで、

「タイ駐在員が『本当の自由を手に入れる お金の大学』を実践してみたらどういった効果があるか」
をお届けしていきたいと思います。

貯める力

経済的自由を目指すには、お金にまつわる5つの力(①貯める、②稼ぐ、③増やす、④守る、使う)を鍛える必要があります。
まず最も大切で効果が出やすい貯める力について、実践していきます。

貯める力の中で、まずは固定費を見直していく必要があります。
本書で人生の6大固定費といわれているのは、1.通信費、2.光熱費、3.保険、4.家、5.車、6.税金です。

貯める力編~光熱費~

次に、光熱費をみていきましょう。
光熱費に対する固定費は、水道電気が主です。
それ以外には浄水器、やTVもここの固定費にカテゴライズしていきます。

電気代、水道代

本書では、電力の自由化からの電力会社の乗り換えをすすめております。
タイにいる場合は、電力会社は、MEA(首都圏配電公社)またはPEA(地方配電公社)で地域によって電力会社が決まってしまっておりますので、電力会社の乗り換えという方法は使えません。
皆様が住んでいるエリアでは、だいたいどのエリアでも電気も水もUnit単価は同じです。

タイで光熱費を抑える方法は2つあります。
まず、光熱費を抑えたい場合一番やってはいけないのがサービスアパートに住むことです。なぜかといいますと、サービスアパートはコンドミニアムと違い、光熱費のユニットレートをアパートが決定して徴収しているからです。
通常のコンドミニアムの場合は、直接MEPに支払いますが、サービスアパートの場合はアパート側の天引きが発生している状況になります。光熱費という点ではかなり損をしてしまっていますのでここは認識したほうがいいです。それでも住みたい家がサービスアパートの場合は仕方がないですが、ようは知っているかどうかという点が大切です。

次に、出来るのは家電の種類です。家電は古ければ古いほど燃費が悪いです。
これは結構差がでます。
個人的には5年落ちのエアコンと、最新コンドのエアコンでは月の光熱費が1.5倍から2倍ぐらい変わりました。理由としては年々高効率機器が発売されているのと、老朽化で効率が落ちていくからです。
基本的にはメンテナンスを細かくしていない家電は3年ほどでどんどん効率は落ちていきます。
「じゃあオーナーに最新機器に交換してもらえばいいんだー」と思うのですが、オーナーはそんなこと知ったことじゃありませんので、その交渉はなかなか難しいです。
もっとも簡単な方法は、出来るだけ新築・築浅のコンドミニアムを探しましょうということになります。新築・築浅であれば、ある程度最新家電が入っていますのでこれらのコストを下げやすくなります。節電シャワーヘッドとか電気をこまめに切るとか、っていう細かい節電は続きづらいので効果が低いです。インパクトのある部分を出来るだけ削れると効果的です。

今回引越しを機に見直した光熱費で削減できた部分は、月1,920バーツ。年間で2.3万バーツ(約8万円)はかなりインパクト大きいですね。

それ以外

それ以外の光熱費として、浄水器代も見直しました。
タイでは、水道水は飲めませんので家庭にも浄水器をいれているところが多いです。
現在使っている浄水器は、月1,000バーツものです。この浄水器は見直しましたが、他も同じぐらいかかっており今のところ変更できずにいます。もう少し調べていきながら変更できれば紹介したいと考えています。

つづいて、エンタメコンテンツです。
タイではケーブルテレビとして月額1,000~1,500バーツで、日本で放映されているNHKやそのほかフジ、TBSなどの民放放送をそのままLIVEで見られます。
また、録画機能付きのサービスも多いので、日本人駐在員家庭では導入されているところが多いです。
正直テレビはあるとなんとなくつけてしましますし、それほど生活満足度を高めるものではありませんのでサクッと解約しました。ただ娯楽を減らすと家族にストレスをかけさせてしまうので、代替案でアマゾンプライムに加入しました。
アマプラビデオを見るためには、別途VPNサービスが必要になりますので、そちらも同時に加入する必要があります。

▼視聴方法が気になる方は、別記事で書いておりますので詳しくはこちらから

https://www.noranekoblog.com/amazonprime-thai/

この見直しでは、月569バーツ(約2,000円)程度の見直しができました。
ここは娯楽としている部分なので削減するというよりは、あまった分で子供の有料チャンネルにお金を使ったりしていきたいという感じです。

おわりに

今回は固定費2つ目として、貯める力編~光熱費~でした。
光熱費の見直しは、この通りインパクトが大きいですね。
節電などこ細かい節約に走ると、家族にストレスを貯めさせてしまったりという部分への影響が大きくなってしまい不仲になってしまう火種なので、システマティックに削減できることを中心に見直したほうがいいですね。
海外駐在員生活というのは、給与も増えるので(ボーナスタイム)どうしても無駄使いが多くなりがちです。しかしボーナスタイムもいつか終わりがきますので、今のうちにたくさん貯める意識をつけて、FIREをして経済的自由を勝ち取っていきましょう。
貯める力の固定費削減は「やるか、やらないか」です。
やれば必ず効果が出る分野ですので、頑張っていきましょう。

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