こんにちは、のらねこです。
新型のコロちゃんがぐずぐずとした毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。
自粛中は何かにチャレンジしないとと思い、最近は読書に力を入れています。
先月は一か月で10冊以上読みました。
休みの日以外はほぼ毎日読んでいました。
これまでも読書は習慣としてしていた読書人間かといわれると、
基本的にはマンガ「ONE PIECE」しか読まない偏った「ワンピオタク」ですので、ビジネス書となると年間10冊程度読むぐらいでした。
年間でたった10冊ですよ。
いまでは月に10冊以上になっていますので、かなりの大きな習慣の変化です。
読書をしてみるとわかりますが、読書はコスパ最強といえます。
理由としては3つありまして、
なんといっても、1)費用が安い(1冊1,000円程度)、
さらに非常に内容が充実しているので、2)ハズレをひく確率が少ないです。
また、3)行動のきっかけを作れるということもあります。
行動にはアイデアが必ず必要です。
➡まずそのアイデアを生むには知識を蓄える必要があります。
➡知識をたくさん蓄えるには、、、、と考えたところ質の高い情報をたくさん集める。
➡質の高い情報は、、、と考えると無料のネット情報より、有料情報のほうがはるかに有能です。
といった風に考えると本は最強となります。
そういった感じで、コロナ後の社会(アフターコロナ)で活躍していくために、
「力を蓄えること」&「本から学んだことをいろいろ検証していく」というところに力を入れています。
読書のメリット
また、読書の最大のメリットは、他人と差がつきやすいことがあげられます。
統計では日本人は読書にかける時間が非常に少ないそうです。
世論調査によると
「日本人が一か月に何冊の本を読むのか」という調査では、
- 読まない: 47.3%
- 1~2冊: 37.6%
- 3~4冊: 8.6%
- 5~6冊: 3.2%
- 7冊以上: 3.2%
参考:文化庁:国語に関する世論調査一覧(2019 年)
という結果です。
月に1冊以上読んでいる人はわずか52.6%。
たった5~6冊読めば日本人の中では上位10%に入ることが可能です。
もちろん量だけの問題ではなく、じっくり時間をかけて精読することも大事ですが、
やらないよりはやるほうがよいのは明らかです。
みんながやらないということは、差がつくことです。
このように効果が簡単に出そうな分野は、とりあえずやっておくと人生のコスパが高いです。
前置きが長くなってしましましいたが、
それでは、最近読んでビジネス思考として役立った一冊をご紹介します。
富樫勇樹著書 『想いをカタチにする ポジティブ思考』です。
それでは、本題に入っていきますので、
↓以下ネタバレ注意でよろしくお願いします。↓
想いをカタチにする ポジティブ思考
この本は2020年11月発売の書籍でレビューをするには割と今更感が出てしましますが、
スポーツ選手の本ではありますが、ビジネスにも使える思考を学べる書籍なので読み遅れたという方にも読んで欲しいなと思います。
2021年7月現在Kindle Unlimitedにもありました。
こちらの著者は、バスケットボール選手富樫勇樹選手。
世界最高峰のバスケットボールリーグNBAサマーリーグにも参加した日本で初めて年俸1億円と突破した日本トップバスケットボール選手です。
私自身バスケットボールはミニバスと中学校を少しかじっていただけなので、あまり詳しくはありませんが、NBAは生でも観戦した経験があり、今でもNBA速報など結果を確認するなど、
いわゆる、チョイかじり程度の知見は持っています。
富樫選手は有名なので、そんなチョイかじりな私でも当然知っております。
富樫選手といえば、
中学時代に全中を制し、卒業とともにアメリカのモントローズ・クリスチャン高校に留学。
卒業後はbjリーグ、そして最高峰のNBAのサマーキャンプに参加しました(ダラス・マーベリックス)
現在は、千葉ジェッツふなばしに所属されています。
東京五輪バスケットボール日本代表のわずか12人のロースターの椅子を勝ち取り五輪出場を決めています。
そんな富樫選手の著書「想いをカタチにする ポジティブ思考」
学びのポイントが多かったです。
人にはそれぞれのやり方がある
富樫選手は、子供の頃から全中で優勝など輝かしい経歴を歩んでいますが、それほどNBAにこだわっていたりしなかったらしいです。
これが凄く意外で、アメリカの高校に進学するぐらいなので、
幼い時からバリバリNBAを目指していると思っていましたが、実はそうではなかったようです。
バスケットボールがうまくなりたいと一歩一歩成長した先に目標として見えてきたというスタンスなようです。
大きな指針を掲げる成功者が多いと思っていましたがそうではないパターンの成功者というところで意外でした。
また、アスリートらしくない生活習慣も印象的でした。
トレーニングはもちろんハードと思いますが、
いわゆるアメリカ的な食生活でも問題なかったり、夜寝るのが遅い夜型人間(あまり寝なくても大丈夫)などそういった部分があることに驚きました。
あまり神経質にコンディションを気にする方が、かえってストレスが溜まって良くないという考え方のようです。
本を読むメリットとして、こういった自分には思いつかない価値観を知れると視野が広がっていきます。
自分ではどうすることもできないこともある
アメリカでNBAへの挑戦の際、ひどい捻挫をして挑戦が終わってしまった際の精神の持ち方として、
自分ではどうすることもできない結末があっても、足掻いても余計に沈むだけ。目の前の状況を全て受け入れて、そこから何ができるか考えたほうが立ち直りは早い。
こういった思考を持っているようです。
いくら努力しても運命に逆らえないこともある。
確かに全盛期はあっという間に過ぎていくので、後悔するのではなく切り替えるというマインド。
ビジネスマンとして自分自身でも使えそうなマインドなので、印象に残りました。
失敗は恐れていては、成長できませんが、失敗しても何度も素早く立ち上がった人が成長するのではないでしょうか。
何があってもネガティブにとらえない
コロナによる大変な時期、これを自分ではどうすることもできない類の問題ととらえているようです。
大切なことは、悪いことよりも状況が改善した時のことを考えて、今からそれに備えておく姿勢
と著者は言っています。
常に運がいいと考えることが重要とも言っています。
こういったポジティブ思考が、最終的に運を引き寄せるとしています。
確かに、運がある人とない人の差は、チャンスに対してのアンテナを張っているかどうかとも言われたりあします。
このように富樫選手の実例からも運を引き寄せる技術は学べるかもしれません。
おわりに
バスケットボール選手の著書と普段は手に取らないジャンルではありましたが、
思考の学びが多く非常に充実した内容でした。
テレビなどで知る富樫選手はほんの一部で、これまでの経歴もしれたり、
練習メニュー時間など、そういった裏話もあるのでバスケをあまり知らない自分でも楽しめる内容でした。
興味のある方は、一度手にて取ってみてはいかがでしょうか。
富樫選手は、2021年の東京オリンピックにも選出されましたので、今後も要チェックです。
オリンピックで活躍して、NBAにもう一度チャレンジしてほしいなーと個人的には願っています。
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