本記事は、簿記2級・簿記3級の合格を目指す方へ向けた記事です。
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こんにちは、のらねこです。
先日6月の簿記試験に落ちてしまったので、リベンジとして一時帰国中に簿記2級を取得しました。
簿記2級試験の受験形式は、筆記統一試験(ペーパーテスト)とネット試験(CBT)があります。
私の場合はどちらも受けた経験がありますが、CBT試験で合格しました。
ペーパー試験VSネット試験のどちらのほうがよいかという論争(通称:統一 VS CBT論争)があったりしますが、それぞれのメリットを比較してみた結果、
結論から言うと、CBT試験一択でした。
本記事では、その理由を解説していきたいと思います。
ネット試験(CBT)のメリット
まず、ネット試験(CBT)とは、Computer Based Testingの略です。
名前の通りパソコンを利用して受験する資格試験形態のことです。
いつでも受けられる
ネット試験は、年中行われております。
公式ページから都合の良い日程と場所を選択、予約の空きがあればその日の受験が可能です。
通常筆記統一試験のように決まった日にベストを持っていく必要があり難しいですが、
ネット試験の場合は、自分で調整して日程を決めれるため、おのずとベストの日に受験するが可能です。
海外在住者の場合は、受験当日に日本に帰国するのがタイミングが合わなかったりするためネット試験の柔軟な予約制度はかなりメリットがあります。
どこにいても受講可能
ネット試験(CBT)の場所は全国津々浦々、47都道府県にあるテストセンターで年間を通して受験できます。(どこでもCBT)
なので、旅行中に旅行先にテストセンターがあれば、ふらっと立ち寄ってサクッと受験することも可能です。
実は私も地方への旅行中に、一時間半だけ妻に子どもの面倒をみてもらいその間に合格しました。
海外在住者は、一時帰国中にでもサクッと受けられるのでメリットが大きいです。
何度でもチャレンジ可能
筆記統一試験は年3回(3月・6月・11月)の実施ですが、
ネット試験(CBT)は、落ちても何度でも挑戦が可能です。
受験料金はかかりますが、不合格となっても翌日から予約をすることが可能なので文字通り何度でも受験できます。
資格試験は、諦めたらそこで試合終了です。
逆に言えば、あきらめなければ、何度でもチャンスがあります。
CBT試験はあきらめない性格の方にとっては、ぴったりの試験と言えます。
(私は一度目の受験は、終了5秒前に各4点の問題での凡ミスを発見し無惨にも67点不合格だったので、速攻再テスト予約して、リベンジ合格しました)
一時帰国中にリベンジ
— のらねこ@バンコク (@thainoraneko) July 30, 2022
海外で参考書手に入りづらかったけど、
ふくしままさゆきさんの動画を何周もみておけば、インプットは充分だと感じました。@boki_law ありがとうございました!! pic.twitter.com/uGe8KG9dPO
手ぶら(電卓一つ)でいける
ネット試験(CBT)は、身分確認書と電卓のみ持ち込みのみ可能です。
(筆記具はレンタル)
なので、ポケットに電卓・財布をいれれば実質、手ぶら受験。
遊びに来たのかと錯覚するような出で立ちで受験できるので、まさに手軽。
筆記統一試験は、時計・スリッパ・筆記具などいろいろ用意しなければいけないので、かなりしんどいです。
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Break Time
ちなみに皆さんのおすすめ電卓は何でしょうか?
私は簿記2級受験前にカシオの少し高価なモデルを購入し勉強に気合を入れました。
こだわりの商品は、モチベーションを上げてくれる効果があるので、浪費ではなく投資と考えて割り切って購入するようにしております。
難易度が易しい
これは個人的な見解もありますのですが、ネット試験は筆記統一試験に比べて難易度が易しめと感じます。
簡単というと炎上するので言いかえますと、問題がオーソドックスでシンプルです。
理由としては、ネット試験は毎日行われているわけですから、「一定数の問題タイプを事前に形成しておき、シャッフルする使いまわしで構成されている」と考察しています。
ということは、誰でも対応出来る型を出題するので難問・奇問を少なくせざるをえないということです。
逆に筆記統一試験は、年に3回だけのため、何か月もかけてじっくり作られた問題なので、難問・奇問がでてもおかしくないということです。
両方を経験した立場からアドバイスすると、仮に統一試験の日程で受けることができたとしても、CBTを選択するでしょう。というぐらいCBTのメリットが大きいです。
試験終了、即合格発表
ネット試験は、試験終了後[終了ボタン]を押すと、即合格発表が行われます。
統一試験は、結果までに3週間程度かかります。
即結果が出ると、合格しても不合格でも、リベンジの勉強をするか、次の資格をチャレンジするべきかといった次の行動に移しやすくなっています。
合格証は同等品
統一試験でもネット試験でも、合格証明は同じものです。
統一試験だけ、価値があるような証明証ならわかりますが、同等価値であればネット試験を選ばない理由はないでしょう。
おわりに
ネット試験(CBT)にはメリットしかありません。
どこを取っても簿記2級の受講は、CBT試験一択です。
とはいっても簿記2級の筆記統一試験は2022年度11月で終了となるので、今後はネット試験のみになってしまいます。
そういった意味でも、ネット試験に慣れておいて損はありません。
ほな、バイバイ!
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