こんにちは、のらねこです。
今更ですけど、最近キングコングの西野さんに注目しています。
数年前は炎上で賑わしてるなぁとヤフートップを見て思ってただけなのですが、自分が知らない間に、ビジネス界隈で非常に注目されておりました。
マーケティングで非常に戦略家で、全て計算された分析からの仕掛けをしており、また飾らない・媚びない感じがすごく共感できて、 YouTubeの動画とか漁ってました。
ほしたら、絵本作家であり校長でもあり、しかも企業顧問までやっていて(いったい職業何?状態)
非常にマルチな活躍をしていてと驚き。しかも最新の絵本はなんと30万部の大ヒットとか。
先日、タイで開催されたグローバルベンチャーフォーラムに参加した時に、講演会のゲストになっていたこともあり、
生で話を聴いてみて、話し方とかも非常に上手くてかなり引き込まれてしましました。
そこからは、活動にかなり注目しております。
過去ログはこちらから
芸人という方が期なのですが話している内容や考え方が、芸人というか起業家だなと思いました。
芸人の時代の戦略などもお話ししておりましたが、ロジックがしっかりしており、ラッキーな人気の付き方ではなく、戦略的に確実に売れたという強かったです。
そんな戦略的な方は、ビジネスをしている人間からすると魅力の塊で西野さんに対する興味がどんどん強くなっていきました。
それから『魔法のコンパス』という本を出していることを知り早速読みたくなったんですが、まさかまさかKindle版がなかったんです。
海外いると本の値段が1.5倍ぐらいしちゃうし、手に入らない種類も多いので、Kindle版が販売されていないのは死活問題だったりします。
まあそんな感じでしたので、日本に帰れるタイミングを待ち、
やっと手に入れましたので、読書レビューさせていただきたいと思います。
読書レビュー 魔法のコンパス 道なき道の歩き方
最も印象に残った話を3つにまとめました。
(ホンマはどの項目もめちゃくちゃ学べる内容です)
- 真剣に作品を売る。
- セカンドクリエイター時代
- 仕事になるまで遊べ
真剣に作品を売る
作品を作るアーティストは、売ることをするのがダサいと思いあまり積極的に売らない人が多いですが、西野さんは生まれてきた子どもを育てないのはおかしいという考えのもと、「売り方までをデザインしていく」っていうお話です。
買い手がどういうものを買いたいか考えるってことはよくやると思うんですが、西野さんのはまず「人の必要なもの」と「必要じゃないもの」に細かい因数分類するという根本的な考えかたから、
人が必要なものになるように商品を導線をデザインしちゃうってことを仕掛けているようです。
すごく簡単に聞こえるけど、物事を根源から考えるってやっぱりすごい。
これを自分の仕事でも置き換えていけるようにならないと。
そこまでしないと読んだ意味がないし、実行してこそと思うのでそうやってどんどんまねていきます。
セカンドクリエイター時代
ネットが普及した時代に作り手と受け手の明確な差はないというお話です。
誰でも作り手になれるんだから、ソフトだけ作ってハードをやらせることで受け手としても成立しちゃう。
確かに絵本とか講演会とかもそうなんですけど、巻き込んで巻き込んで作り手にさせることでファンが増えてその人は、必ず買い手にもなる。ということです。
要は、100万人巻き込んで作ったら100万個は売れるよねということです。
よく西野さんがスナックって表現されているんだけど、客と店の境が薄い。
そんな時代が来ているんだなと思いました、
時代に乗り遅れず、理解して行動していく必要があるなと思いました。
買い手としてだけでなく、動かす側になっていかなくちゃと思います。
仕事になるまで遊べ
AIがどんどん仕事を奪ってく時代に、
「無理矢理やる仕事をやる人」が「楽しくやってる人」に勝てるわけないじゃんっていうお話です。
ロボットは仕事を奪うけど、趣味は奪えないので、好きなことを極めろと言われる時代って来るんででしょうか。
そうなるとめちゃくちゃ面白い世界がきますね。
ステキな未来をかっこよく面白く生きていきたいので、そのための準備をこれからどんな形でもやっていきましょう。
おわりに
いやーめちゃくちゃ衝撃的な内容でしたね。
書籍自体も誰でも読みやすいように、めちゃくちゃ大きな文字で分かりやすく書かれているので、
中学生ぐらいからでも読んだ方がよい必読書でした!
この本を読むだけで西野さんがいかに俯瞰的に戦略的に行動されている方と分かってしまいます。
ずいぶん未来を見てやがる…
引用元:ONE PIECE 尾田栄一郎/集英社 より
by シャーロット・カタクリ
私自身は異動が多い転勤族なので、本はかさばることもありミニマリストとしては保管しにくいんですが、この本は現物を残しておいて何度も読みたくなるって思える本でした。
ほな、バイバイ!
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