ビジネスクラスはエコノミークラスの2倍から3倍のお値段となることが多いですが、搭乗メリットがあるのかどうか。
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こんにちは、のらねこです。
人生で初めてのビジネスクラスに搭乗しました。
めったにビジネスクラスに搭乗することもないため、せっかくなのでこの経験を言語化して記録しておきます。
本日は、「ビジネスクラスを利用するメリット・デメリット」をまとめていきます。
海外生活が長いので、飛行機に乗る機会は多くなりますが、
飛行機に乗るたびに見える、飛行機のビジネスクラスは、非常に憧れでした。
ーいつも先に搭乗してやたらと寛いでる人たち。
ー座席でさっそくブランケットでこんもりする人たち。
ー離陸前からシャンパンを飲む人たち。
ー飛び立った瞬間閉められたカーテン越しで何が行われているのか。
このビジネスクラスの世界に非常に興味をもち、羨ましく見ていた一般人の私でしたが、
遂にそこに搭乗することができました。
初めてなので浮かれるのは仕方ない。(笑)
しかも今回はANAのビジネスクラスは日系で一流サービスが期待できそう。
飛行機のビジネスクラスは、通常エコノミークラスの2~3倍以上の価格帯です。
新幹線にもグリーン車のような高グレード席がありますが、なぜそんなに価格がするのか理解不能でした。もちろん飛行機に乗る最大の目的は目的地まで運んでもらうことです。ビジネスクラスに乗ったからと言って早く着くわけでも安全でもありません。
なぜこれほどの価格差があるのか?
値段が高いにはそれだけの理由があるはずです!!
この価値を勉強するためには実際乗ってみるしかないということで、身銭を切ってビジネスクラスに搭乗してみました。
ビジネスクラス搭乗した際について記録していきます
ビジネスクラス搭乗記
まず、ビジネスクラスを語るうえで最初に通るのが空港ラウンジになります。
エコノミークラスの時は、飛行機に搭乗するまでは、お土産を買ったり、免税店で買い物をしたり、として時間をつぶしますが、ビジネスクラスの搭乗者は航空ラウンジに入ることができます。
ラウンジ(搭乗まで)
まず、スワンナプーム空港でチェックインした後、タイのイミグレーション(イミグレ)ゲートは二階にあります。
タイのイミグレのゲートは通常すごく混雑しますが、
ビジネスクラスの搭乗者はPREMIUM LANEカードをもらえるので一階からスイスイいけます。
そして、せっかくなのでラウンジへも潜入してきました。
今回はタイ航空のTGラウンジに行きました。
ここは軽食とアルコール含むドリンク類がありました。軽食はそれほどクオリティが高くないので、ちょっと残念でしたがお酒を飲んだりする方はおつまみとしては十分です。
搭乗時間になれば搭乗口へ
飛行機の登場順は優先順位があり、ビジネスクラスの搭乗順は以下のようになります。
- ラベルご高齢のお客様、小さなお子様連れのお客様、妊娠中のお客様、お手伝いの必要なお客様
↓
ファーストクラス搭乗者
↓
ビジネスクラス搭乗者
↓
プレミアムエコノミー搭乗者
↓
エコノミークラス後方席搭乗者
↓
エコノミークラス前方席搭乗者※航空会社や飛行機のサイズによって若干レギュレーションが異なります。
搭乗順は飛行機を乗るうえで重要です。
エコノミークラスは荷物置き場に限りがあるので、搭乗が遅ければ、自分の座席と離れた別の場所に詰められる、または最悪の場合は膝の上にかかえて持っておかなければならない可能性もありますので、早く乗れるのが断然優位です。
ビジネスクラスは、荷物置き場がゆったりしているので登場順はあまり関係ありませんが優先的に登場できます。
機内搭乗
次は、ビジネスクラスの機内搭乗です。
機内には上記の順番通りに案内されます。
席はこんなタイプでほぼ90度倒れますのでしっかり眠れりし、寝ながら映画を見るのも最高ですね。
機内食
お食事は洋食・日本食・ほかラーメンなどの軽食から選べます。
今回は洋食をチョイスしました。
まずは食前にビールをいただきます。
アジアに住んでいると、飛行機でプレモルが飲めるなんてテンションが上がります。
前菜
前菜が登場
メイン料理
食事だけでも、エコノミーに搭乗するときと格段の違いがあり、これだけでも乗る価値は十分にありますね。
そらとんという一風堂のラーメンや、カレーライスなんかも軽食でありますので、胃袋が自信がある方は食べてみてもいいですね。
飛行中富士山を見ることができました。
ビジネスクラスに乗るメリット
メリットは「時間」・「コスト」・「快適性」の大きく3つに分かれます。中でも時間的なメリットが非常に大きいと感じています。
実際に乗ってみるとわかりましたが、エコノミークラスよりも時間を有意義に利用できます。経費削減でビジネスクラスを禁止する会社もありますが、社員の生産性を上げるためには、ビジネスクラスに乗らせて生産性を上げるやり方も経営判断としては間違っていないように感じます。
①時間メリット
- 専用カウンターでのチェックイン(時間短縮)
- 保安検査優先レーンで素早くイミグレ(時間短縮)
- 預け荷物が優先ででてくる(時間短縮)
- 座席が広い(しっかり睡眠・疲れを残しづらい)
- 機内で仕事ができる(機内での時間が無駄にならない)
②コストメリット
- お酒飲み放題(節約)
- 荷物が最大3個まで無料!(荷物がたくさんハンドキャリーできる=>節約)
③快適性
- 搭乗前のラウンジで休憩(快適)
- 機内食(コース料理)が美味しい(満足感)
- 優先搭乗(荷物置き場を確保)
- 映画(機内放送)が大画面(快適)
- 専用トイレで空いている(快適)
- マイレージ加算が溜まりやすい
ビジネスクラスに乗るデメリット
- 今後、エコノミーに乗るのが嫌になる(味を占める)
- 機内で食事を食べ過ぎる(太る)
- ついついお酒を飲みすぎる(酔っ払う、身体によくない)
- 値段がエコノミークラスの3倍程度高い(ふところが痛む)
おわりに
快適な空の旅が終わりました。
今回人生で初めてビジネスクラスに搭乗しました。
ビジネスクラスはエコノミークラスと比べて3倍の値段がしますが、
エコノミークラスで夜行便などは次の日は仕事にもなりませんので、移動の質を上げ、ビジネスへの生産性を上げるうえではビジネスクラスのほうがよかったりします。
経営者の方は節約だけに目を向けるのではなくそういった生産性や従業員の体力的な部分に目を向けていく必要があるのではないかと体験から感じることができました。
逆に企業では会社では、管理職以上に許可を出してたりすることもありますが、逆に管理職が飛行機に乗っている間まで仕事をするのか。と疑問を感じるところはあります。
個人的にはコストメリットが高いと感じることができたので、また乗れる機会を作っていきたいと感じています。
マイレージ上級会員のSFC会員はアップグレードポイントでもビジネスクラスに登場出来たりしますので、かなりお得ですね!!
ほな、バイバイ!
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