【タイ映画鑑賞】タイで心を燃やせ!! 劇場版鬼滅の刃 ~無限列車編~ 

雑記

こんにちは、年末年始ですっかり鬼滅の刃に詳しくなった、のらねこです。
#コミックの大人買いは正義

鬼滅の刃は新品で全巻買っても一万円程度なのでかなり安く感じてしまいます。

「鬼滅の刃のナレッジキング」とかあったらどうなるんですかね。盛り上がりそうな気もします。
私は技名とか全く覚えれないし、たぶん挑戦しません。
マンガの記憶のキャパはONE PIECEに全振りしております。

最近は「映画に行く」という動詞にもいろいろ変化形があるようで、
・えんとつ町のプペルの映画に行く=プペります。
・ポケモンの映画に行く=ココります。
・鬼滅の刃の映画に行くとなったら=「心を燃やします。」だそうです。
今流行の鬼滅の刃無限列車ですが、一度も見たことがなく若干避けていましたが、

流行は体験してから「なにがおもしろいのか」「なぜ流行ったのか」ということを自分の中で言語化して落とし込みたいなということで、タイ・バンコクで「心を燃やしてきました」。

せっかくなので、タイでの映画の見方を含めてご紹介したいと思います。

あまりネタバレにならないようには心がけていますが、以後ネタバレご注意です。

タイの映画の特徴

タイの映画の特徴は大きく分けて次の通りです。

  1. 映画上映前に讃美歌が流れるため起立する
  2. 値段が割安
  3. タイ語字幕
  4. 客席シートのグレードがいろいろ
  5. 客席がいつも空いている
  6. 上映期間がめちゃくちゃ短い
  7. エンドロールを見ない

上映前の讃美歌

まずは上映前の讃美歌について、
タイは王様を尊重する王国国家ですので、イベントの開会前は必ず讃美歌が流れます。
上映前は日本同様に映画CMが数本流れます。その後、讃美歌が流れますので起立して過ごしましょう。

※違反すると不敬罪になったりしますので、郷に入っては郷に従うです。

最近は、起立しない方も多くなっているようです・・・・。

お値段が割安

次に、タイの映画は、お値段が日本に比べて割安でお手頃です!

日本映画を観るとタイ映画と比べると少し割高にはなってしまいますが、
それでも、一人200バーツ~300バーツ(約700~1000円)程度で鑑賞可能です。

逆に一人1,000バーツ(約3500円)のVIPシートもあります。
アジアでもこういったVIP戦略がなされているところをみると、日本のマーケティングの遅れに悲しくなります。

タイ語字幕

タイの映画館では、字幕はタイ語または英語が一般的です。

当たり前といえば当たり前ですが、意外と見落としがちです。

日本映画の字幕は特にタイ語(英語併記)が多いですが、日本人は当然字幕の言葉がわからなくても、日本語ネイティブとして聞き取れます。

日本映画の場合は、字幕が何であっても関係ないので、問題なく見れて快適です。

上記のようにお値段も安いので
日本映画が上映されたら、同じ映画でも数回観に行くことも、多々あります。

客席シートのグレードがいろいろ

客席シートは価格帯によって種類が豊富で様々です。

200B程度の最安シートもあれば、カップル贅沢シートのようなグレードの高いものもあります。

このような、リクライニング可能なカップルシートでも2人で750バーツ(約2300円)ですので、
一人あたり325バーツと考えると、二人ならこちらのカップルシートが断然オススメ!!

Major Cineplex 系列なら20B割高な上位シートのHoneymoonシートがおすすめです。

▼Honeymoon Seat(290バーツ)

Honeymoon Seat

SF系列なら20B割高な上位シートのHoneymoonシートがおすすめです。

▼Honeymoon Seat(290バーツ)

映画鑑賞は長時間座りっぱなしで腰にかなり負担がかかるため、シート代金に投資するのはコスパがよくおすすめです。

客席がいつも空いている!

タイ人はあまり映画を見ないのか、客席が非常に空いていることが多いです。
そのため、席は比較的どこを選んでもノンストレスで観ることができます。

タイ人は笑いのツボが違うので、映画中はとにかくよく映画で笑います。

それは気になりますが、気にせず楽しみましょう!

上映期間がめちゃくちゃ短い

タイでは、映画の上映期間が非常に短いです。

よほどの人気作でなければ一か月以上上映が続くていることは、まずありません。

特に日本映画は期間がさらに短く、2週間程度ですぐ終わってしまいます。

気になっている映画が公開されれば、見逃さないように早めに行くことをおすすめします。

エンドロールを見ない

タイ人は、基本エンドロールを見ずに即退出です。

日本人は、最後におまけでなんかあるかなと思って最後まで残る方が多いのですが、
タイではエンドロールで証明がつくので、ささっと退出します。

時間が大切なのか、上映ぎりぎりに入ってきて即退出がタイ人スタイルです。

今回の鬼滅の刃は公開から約1か月経ちますが、タイでもかなりの人気でまだやっているところもあります。いずれにしてもあと数日で終わってしまいそうな勢いではありますので、お早めに。

のらねこ
のらねこ

ここからはネタバレにご注意ください。

劇場版鬼滅の刃~無限列車編~レビュー

私は鬼滅の刃を、AMAZONプライムのアニメ版では劇場版の無限列車の直前までのエピソードを見ただけでしたので、実際のところそれほどハマっている作品ではありませんでした。
日本で興行収入300億円を超え、名実ともに日本一の人気映画となりました。

映画の内容は、原作コミックを読んでいる方にはオチがわかる状態、いわゆるネタバレ映画なのですで、これほどのモンスターヒットはさすがに予想しなかったなーと感じます。

モンスターヒットの要因としてコロナの反動原作の最終回のタイミングTVキー局が放送権を独占していないので扱いやすいなど、いろいろな要素が爆発的に絡まっていると思います。
今後のエンタメは、ネタバレを戦略に入れて、無料公開を前提に組み込んだ設計(別のところでマネタイズする)の必要がありそうです。

そういった意味では、キングコング西野さんの「えんとつ町のプペル」は制作を見せて売り出しているので、かなりヒットする可能性があるかもしれません。

海外ではまだまだ知名度は低そうなので、えんとつ町のプペルがタイで上映されるかわかりませんが、めちゃくちゃ楽しみですし、タイでも人気が出そうで、世界レベルでヒットをひそかに期待している作品の一つです。

少し話はそれてしまいましたが、
「劇場版 鬼滅の刃」は、絵の鮮やかさ・内容も構成のすばらしさ、かなりの満足度でした。

一つ苦言を言わせてもらうと、結末がバットエンドとは思っていなかったので非常に切なくなって終わってしまい後味が悪かったなーと思いました。
(最後はハッピーになってほしい)

また演出では、映画ならではの演出(爆発やアクション要素)をあえてし過ぎないような原作の良さを残している感じも、映画作成チームが原作をリスペクトしているある種のこだわりを感じました。

今後の続編については、
また配信になるのか、または映画化していくのか、
どのようになるかはわかりませんが連載が終わっても、鬼滅の刃ブームの物語はまだまだ続いていくんだなと感じます。
個人的には遊郭編や上弦の下位の玉壺・半天狗あたりはエピソード的にはアマゾンプライムで、その後最大の終盤の無限城編を映画化の流れが盛り上がるかなと思っていますがどうでしょうか!?
#勝手に一人で盛り上がりだしたので、うざい

おわりに

映画鑑賞は、外国に来たら言葉がわからないからと、どうしても敬遠してしまう方が多いのです。

しかし、タイの場合は価格が安くかなりお手頃に映画を楽しめる環境ですので、この環境で映画を見ないのは損です。
例えば、ディズニー映画などある程度頭にストーリーがはいっているものを、英語/タイ語字幕でみてリスニングの勉強に使うのも結構おすすめの見方の一つです。

無限列車を見る際に、ポップコーンを買ったとき、なぜか時季外れのONEPIECEスタンピードグッズをディスカウント価格でゲット出来たするのもタイならではかも?

雑記的な内容ではありましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ほな、バイバイ!

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