こんにちは、のらねこです。
先日「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」を観た感想を語ります。
ネタバレ注意です。
「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」とは、
ONE PIECEの作者である尾田栄一郎先生が10代の頃に書き下ろした読み切り漫画の一作品「WANTED」の中の「MONSTERS 」をもとに、映像化された作品です。
ONE PIECEにでてくるワノ国の侍 剣豪霜月リューマのモデルになったとされる主人公リューマが登場することもあり、読み切り漫画の中でも人気を誇った作品です。
アニメ化はネットフリックスとアマゾンプライムビデオで公開されました。
百聞は一見に如かずといいますので、まずは見てから感想をみるがよいかなと思います。
MONSTERS 一百三情飛龍侍極
私自身は、原作の「MONSTERS」はもちろん観ておりました。
当時はあまりハマった記憶はありませんが、新たにアニメーション化されるということで「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」を観ました。
結論としては、めちゃくちゃ面白かったです。
ポイントとしては、
- 勧善懲悪のストーリー
- 尾田先生らしい描写の数々
- ONE PIECEとの融合
勧善懲悪のストーリー
読み切り特有の勧善懲悪のはっきりとしたストーリーが魅力的です。
ドフラミンゴの名言の一つでもありますが、
「海賊が悪!!?海軍が正義!!?そんなものはいくらでも塗り替えられてきた…!!“平和”を知らねェ子供共と“戦争”を知らねェ子供共との価値観は違う!!‼頂点に立つ者が善悪を塗り替える!!!今この場所こそ中立だ!!!正義は勝つって!?そりゃあそうだろ、勝者だけが正義だ!!!!」
出典:ONE PIECE 57巻 556話「正義は勝つ」より
このようにONE PIECEの世界では「正義か悪か」があいまいな部分が多々あり、それを塗り替えるために信念をぶつけ合っている節があります。
しかしながら、「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」はしっかりとしたクズが、しっかりとクズな行為をしているので、安心して肩入れできます。
このあたりのすっきり感は読み切り特有の構成でもあり、すがすがしく楽しめます。
尾田先生らしい描写の数々
原作の「MONSTERS 」からも感じる、尾田先生らしさがある作品ですので、
ONE PIECEファンは観て損はありません。
例えば、ツッコミの顔や、風貌が、ONE PIECEのような、尾田先生がアシスタントをしていた「ジャングルの王者ターちゃん」のような、テイスト全開で、らしさ前回の作画で楽しめます。
また当時10代ということでしたが、すでに完成された感じがあり貫禄すらあります。まさに色褪せない名作でございます。
ONE PIECEとの融合
今回最大の見せ場は、鮮やかな「ONE PIECEとの融合」ではないでしょうか。
エンディング後のストーリーで、リューマから、舞台をスリラーバークへ移しゾロが登場するという、シーンを描写して、見事にONE PIECEのリューマがモンスターズのリューマだったかのように、昇華させました。
これは、かなり画期的でした!!
こういった楽しみができるのもONE PIECEという作品の壮大なる伏線と、歴史によってなされているのではないでしょうか。
ここはマジで鳥肌ものでした。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
ONE PIECE原作も楽しいですが、こういったスピンオフ的な作品もただの箸休め的に終わらず、本格的に楽しめるのが素晴らしいですよね。
ぜひ観てみてください。
ジャンプではONE PIECEが最終章に突入し、「26年分の伏線回収のオンパレード」となっています。(こんなに歴史をかけた伏線があるマンガは唯一無二!)
ONE PIECEから離れてしまった方、忘れられている方も、これまでのONE PIECEを復習しながら読むと、今後がさらに面白いこと間違いなしです!
ぜひこのタイミングで知識を再度おさらいしておくと気づきが多くなるので、超絶おすすめです。
今を生きる強みは、コンテンツをライブで追っかけられることです。
ほんまに、ONE PIECEは「今読まな損」です。
ほな、バイバイ!
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