【読書感想】中田敦彦著書『労働2.0 やりたいことして、食べていく』

読書

こんにちは、のらねこです。

コロナ自粛生活もあってか、ここ一年で自分の生活習慣で劇的に変化したものがあります。

この自粛期間で新たに始めたものとして、
①美容、②ファッション、③健康、④筋トレ、⑤読書
を始めて最近は非常に力を入れております。

今後ブログが⑥としてはいってくるかもしれませんが、
どれも驚くほど継続できています

その中でも⑤読書は、これまではあまりする方ではありませんでした。
これまでは本といえば基本的にはマンガ「ONE PIECE」しか読まない偏った生活でした。
またビジネス書となると年間10冊程度読むぐらいでしたので、
今では月に5~6冊程度読んでいますので、大きな変化ではないかと自分でも驚いております。
改めて読書をしてみると、本は成長するためにはめちゃくちゃコスパがいいです。

理由としては、内容の充実度と比較しても価格が安いということがあげられます。
なぜこんなにコスパがいいのか?といいますと、
内容が伴わないと、
まず出版されない、そして買われないからです。
筆者が時間と経験を使って作成するので本は内容の充実度が高いのです。それでいて価格は1,000~2,000円程度と非常に割安で、消費者にとっては美味しすぎるんです。

読書をやるようになったきっかけは、「ブログを始めた」というところが大きいのではないかと考えています。

ブログで記事を書くためには、色々な情報を調べたりしておかないと発信の質が低かったり、テーマに行き詰ったりします。

読書を通じて色々アンテナを張ったりすることが、読書を続けている最大の要因になります。

読書を続けたい方には、ブログは結構おすすめできます。

また、読書のメリットは差がつきやすいことがあげられます。

統計では日本人は読書にかける時間が非常に少ないそうです。
世論調査によると

「一か月に何冊の本を読むのか」という調査では、

  • 読まない: 47.3%
  • 1~2冊: 37.6%
  • 3~4冊: 8.6%
  • 5~6冊: 3.2%
  • 7冊以上: 3.2%

参考:文化庁:国語に関する世論調査一覧(2019 年)

といった結果だそうです。

月に1冊以上の本読んでいる人はわずか52.6%なんですね。
こういった結果からも、たった5~6冊読めば日本人の中では上位10%に入ることだってできます。

量だけの問題ではなく(熟読して読み込まないと意味がないという意見も)、
どちらにしてもやらないよりはやるほうがいいに決まっています。
みんながやらないということは、それでけ差がつくということです。
このように効果が簡単に出そうな分野は、とりあえずやっておく精神を身につけると「人生のコスパ」が高いです。

せっかくなので、最近読んだ気になる一冊の本をご紹介いたします。

2019年3月発売の書籍で、割と今更感はありますが、
内容は非常にビジネスマン向けなところも多かったので改めてご紹介いたします。

労働2.0 やりたいことして、食べていく

著者は、芸人「オリエンタルラジオ」で、アーティスト「レディオフィッシュ」で、飛ぶ鳥を落とす登録者400万人のトップYouTuberと多くの肩書を持つ中田敦彦さん。
「中田敦彦のYouTube大学」は私も好きでかなり見ています。
最近の動画ですと「安いニッポン」や「ハンターハンター」がかなり印象的でした。

現在はシンガポールに住まれているということで、一度お会いしたいなと思うところではあります。

本記事はネタバレを含む可能性がありますので、ご容赦くださいませ。

この本は中田さんがYouTuberとしてブレイクする前に書かれたものです。

中田さん芸能界での活動から、活動の場を徐々にシフトしていく流れとともに社会の仕組みや、変化、あり方について詳しく書かれております。

この本を読んで、私が深く刺さった大きな学びは3つでした。

  1. いわれていないことをやる
  2. 常識を変えること
  3. なんでも武器にする

これらについて思ったことを順番に見ていきます。

いわれていないことをやる

会社員は、3つのタイプに分かれると本書ではいわれております。

①いわれたことをするタイプ

②いわれたことができないタイプ

③いわれていないことをするタイプ

会社での挑戦を任せられるのは、①が優秀なように見えますが、①は戦後から高度経済成長期には役に立ちましたがクリエイティブな発想を持っていないので、変革を求められる時代にはマッチしていない。結果、③いわれていないことをするタイプが最終的には、抜擢されるということです。

サラリーマンをされていると確かに感じることが多いと思いますが、上司に逆らうにはエネルギーがかかりますし言われていることだけをやっているのが楽に感じます。
しかしこれからの時代は、そういった方は約に立たないのです。
日本の企業はこの考えが浸透するのに何年かかるかは誰にもわかりませんが、今からそういった目線で仕事をしていくだけでも、時代にフィットしやすくなります。

常識を変えること

次に、常識は変えられるということです。

この働き方はこうじゃなきゃいけない、スーツは紺しかいけない。茶色の革靴は、ネクタイは。。
日本社会のもつ常識には枚挙にいとまがありませんが。
個人的には、社会の常識は自分から変えていくことをおすすめします。

例えば、副業ですが、
「会社が副業を禁じている」と自分にブロックをかけている方も多くいます。
では、「ばれたらどうなるの」を考えている人はいるでしょうか。
正直ほとんどの方は考えていないでしょう。(ばれる確率はほとんどありませんが)仮にばれた場合はやめさせられるケースはあると思います。

しかし、副業を認めていない会社は、既に社会にとっては非常識です。

そんな常識や時代についていけてない会社はさっさと辞めて、次に行ったほうが逆にいいのではないでしょうか。

そういった、信じ切っている常識は自分からどんどん行動して変えていきましょう。

なんでも武器にする

なんでも武器にするという考え方です。

コンプレックスを裏返す、特徴を分解する、得意なことを掛け合わす、小さいことでも探していく

本書でも自分の武器はどこにでも転がっているということを説明しております。

私自身も営業活動で会社という看板だけでなく、いろんな武器を掛け合わせながらやっていますが、
それ以外にも本業と副業を組み合わせながらどんどん成長させていきたいなと思いうようになりました。
特に副業では、妻の力も借りながら記事を作成したりといろいろ組み合わせながらオリジナリティのあるブログになるように心がけて作成しております。

こういった考え方を改めて整理できたと思います。

おわりに

芸人にして実業家の中田敦彦さんの本ですが、サラリーマンにもしっかり刺さる部分が多く、良き学びになりました。今一度社会について、労働について考え直せる内容になっております。

キングコングの西野さんやロザンの菅さんなど芸人さんの本は比較的読みやすいので、本慣れしていない方にも非常におすすめです。

営業でも、ブログでも共通して思うことは、読書をしておくことは非常に大切です。

本の中では客観性が必要なため、
色々な言葉が言い換え表現がされていることが多いこともあり、
これらを吸収していくと表現していく言い回しが格段に増えます

また説得性を持たせるために引用したりとか論理的に文章を構成するお手本がたくさんあります。
これらをどんどん吸収していけば、説明の説得力が増していきます

本のなかでもいろんな人の言葉をめちゃくちゃ引用されていたり参考文献がめちゃくちゃ載っていたりしますよね。
つまり、人から学びそれらを組み合わせて編集していくだけでも、かなり説得力の高い人になることができます。独自性は必要ありません。

内容がある文章・信憑性のある文章をコスパよく手に入れるには、本を読む以外には選択肢がないと思いますので、是非本を読む時間を作り出して、上位10%の人材になっていきましょう。

私も、これからもどんどん読んでいきます。

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