こんにちは、のらねこです。
第3回ナレッジキングの対策もかねて、毎日ONE PIECEを読んでいます。
本日は休日ということもあり肩の力を抜いて、雑残としてONE PIECE ホールケーキアイランド編の楽しみ方について、紹介していきます。
※ネタバレを含む内容なので、ご注意ください。
ONE PIECE ホールケーキアイランド(WCI)編
ホールケーキアイランド編(以下、WCI編)とは、
少年ジャンプで連載中のONE PIECE コミック823話(82巻)から903話(90巻)までのストーリーです。
あらすじは、シャーロット家とヴィンスモーク家の政略結婚に巻き込まれたサンジを救出するため、ルフィ達が四皇ビックマムの縄張りWCIへ侵入していくストーリーです。
ホールケーキアイランド(WCI)編 収録内容
▼ONE PIECE 82巻
第823話 「ざわつく世界」
第824話 「気まぐれ」
第825話 「世経の絵物語」
第826話 「0と4」
第827話 「トットランド」
▼ONE PIECE 83巻
第828話 「1と2」
第829話 「海賊「四皇」シャーロット・リンリン」
第830話 「賭けられる男」
第831話 「不思議な森の冒険」
第832話 「ジェルマ王国」
第833話 「ヴィンスモーク・ジャッジ」
第834話 「おれの夢」
第835話 「魂の国」
第836話 「ローラがくれた命の紙(ビブルカード)」
第837話 「ルフィvs.将星クラッカー」
第838話 「チョニキ」
▼ONE PIECE 84巻
第839話 「くそお世話になりました」
第840話 「鉄仮面」
第841話 「東の海(イーストブルー)へ」
第842話 「満腹の力」
第843話 「ヴィンスモーク・サンジ」
第844話 「ルフィvs.サンジ」
第845話 「怒りの軍団」
第846話 「タマゴの警備」
第847話 「ルフィとビッグ・マム」
第848話 「さよなら」
▼ONE PIECE 85巻
第849話 「鏡の国のチョニキ」
第850話 「一筋の光」
第851話 「シケモク」
第852話 「ジェルマの失敗作」
第853話 「ここじゃねェ」
第854話 「何やってんだ」
第855話 「ぐぎゅるるる!!!」
第856話 「ウソつき」
第857話 「ルーク」
第858話 「会議」
▼ONE PIECE 86巻
第859話 「四皇暗殺作戦」
第860話 「10:00 開宴」
第861話 「演技派」
第862話 「頭脳派」
第863話 「義侠派」
第864話 「ヴィンスモーク家皆殺し計画」
第865話 「ねぇマザー」
第866話 「NATURAL BORN DESTROYER」
第867話 「HAPPY BIRTHDAY」
第868話 「KXランチャー」
第869話 「籠城」
▼ONE PIECE 87巻
第870話 「訣別」
第871話 「がんばれシーザー!!」
第872話 「とろふわ」
第873話 「八方塞菓子」
第874話 「私のしもべになりなさい」
第875話 「女の仁義」
第876話 「プリン、偶然現る!!」
第877話 「甘くない」
第878話 「ミンク族 侠客団(ガーディアンズ) 団長ペドロ」
第879話 「ビッグ・マム「スイート3将星」カタクリ」
▼ONE PIECE 88巻
第880話 「退路0」
第881話 「波の部屋」
第882話 「四皇の想定外」
第883話 「おやつの時間(メリエンダ)」
第884話 「誰だ」
第885話 「ブリュレだよっ!!!」
第886話 「生き様でちゅよ」
第887話 「どこかで誰かが君の幸せを願ってる」
第888話 「獅子」
第889話 「未知のママ」
▼ONE PIECE 89巻
第890話 「船の上のビッグ・マム」
第891話 「信じられてる」
第892話 「強敵認定」
第893話 「C(シャーロット)家36女 フランペ」
第894話 「0時5分」
第895話 「海賊ルフィvs.将星カタクリ」
第896話 「最後のお願い」
第897話 「ペコムズのカカオ島脱出作戦」
第898話 「必ず戻る」
第899話 「最後の砦」
第900話 「BADEND MUSICAL」
▼ONE PIECE 90巻
第901話 「死んでも死ぬなよ!!!」
第902話 「END ROLL」
第903話 「5番目の皇帝」
このWCI編、ONE PIECEの各章のエピソードの中では実はあまり人気がなかったりします。
ここからは、※ネタバレを含む内容なので、ご注意ください。
不人気な要因を、独断で調査してみました!
▼不人気な要因
① キャラが多すぎる
② 麦わらの一味が全員いない
③ キャラの行動が分散している
④ ビックマムとの決着がつかない
など、スッキリしていないエピソードと感じる方も多いです。
このWCI編をこれらの理由で、あまり読み込んでいない方は正直もったいないと思っています。
個人的には、WCI編はかなりおすすめのエピソードなので、
よさを皆様にも伝えていきたいという自己満足記事になります。
(若干マニアックなこだわり)
興味がある方のみ、お付き合いください。
WCI編を今以上に楽しむ視点
実は私も、元々はWCI編が好きではありませんでした。
理由としては、ジャンプでWCI編を連載時期「ONE PIECE」熱が下がっていた時期だったということが大きかったと思います。
再熱したのが、ワノ国に入ってからだったこともあり、単純に読み込みが少なかったといえます。
それが、それが、
WCI編を読み込むとめちゃくちゃ面白いエピソードということが言えます。
WCI編を今以上に楽しめる独自の視点を紹介していきます。
ココを見ろ! 視点①
まず、一つ目ですがキャラが多い。多すぎる。
おそらく多くの人が興味がわかない最大の理由がこれです。
ビックマム海賊団は、シャーロット・リンリンの子ども:息子46人・娘39人 =計85人が中心に形成されているので、登場する幹部だけでも非常に多いのです。
ストーリーを進める関係上、あまり名前や設定が出てきていないです。
そのためキャラに感情移入できなかったり、内容が飲み込めない原因であると考えています。
この点を解決するには、キャラを知ることです。
キャラを知ると親近感がわき、めちゃくちゃ内容が頭に入ってきます。
シャーロット家を覚える!
シャーロット家の息子や娘は、本編やSBSでばらばらと紹介されていますが、
これらをぽつぽつと点で抑えきるのは結構難しく、とにかく覚えづらいです。
そこで、覚えるために最も最適なのが、ONE PIECEマガジンのVol.4とVol.5です。
この2冊に、シャーロット家の全息子と娘の設定が公開されていますので、
これをもとにキャラクターを頭に入れながらWCI編を読むと、これまでモブキャラが話していたと思っていた内容が、実は設定があるキャラが話しているという気づきがあったりして、めちゃくちゃおもしろいです。
ONE PIECEマガジンVol.5は売り切れているので、
電子書籍版または、中古市場で探すしかありません。
ココを見ろ! 視点②
次に、注目して欲しいのは「伏線」です。
ONE PIECEの大きな魅力こそ、この「伏線」です。
今では多くのYouTuberが考察動画を投稿していたり伏線の考察が行われていますが、
このWCI編でも伏線があります。
WCI編で残った伏線は、大きくわけて三つあります。
- 巨人族の国 エルバフ
- ヴィンスモークの科学とベガパンク
- キッドが奪ったもの
巨人族の国 エルバフ
大きな伏線として、巨人族との因縁があります。
ビックマムの敬愛するマザー・カルメルがエルバフで羊の家を運営しておりました。
その時、ビックマムは巨人族の国エルバフで、食い煩いで壊滅させました。
そしてさらに、エルバフの英雄の一人滝ひげのヨルルを倒したことで、ビッグ・マムとエルバフの巨人族との間に確執を生みました。
そんな中、ビックマムの娘C・ローラ(23女)は、巨人族の王子ロキとの婚約を破棄してしまい、ビックマムとしてはエルバフとさらなる因縁を持ってしまいました。
これらのエピソードもあり、エルバフがフォーカスされましたが、いまだに多く謎が残ったままです。
エルバフといえば、麦わらの一味のメインキャラウソップの夢「勇敢なる海の戦士になる」です。
目標としても「いつかエルバフに行く」と掲げており、本編でも扱うであろうと予測しております。
そこで、いろいろ繋がっていくと可能性もあり巨人族の謎や古代巨人族との関連性など物語の根幹へと発展する可能性もあります。
そういった意味では、まだWCI編は完成していない物語ということができます。
ヴィンスモークの科学とベガパンク
ヴィンスモーク・ジャッジはベガパンクと同じ研究チームにいました。
ベガパンクが発明した生物の血統因子の解明は、危険視され政府から禁止されています。
そのためジャッジは、ベガパンクがいた研究チームから抜け出し、独自にクローン兵を作り上げました。
しかし、ベガパンクはクローンの技術について研究は続けていると考えられます。
そうです!「パシフィスタ」です。
パシフィスタには、人間と同じように血が流れているのです。
ヴィンスモークのクローン兵は、20歳の成人クローン兵を作り出すのに5年かかると言っていますが、
ベガパンクの作るパシフィスタが、どれくらいで作ることができるのか?
さらに強い個体が生まれているのか?
このベガパンクを取り巻くエピソードも、WCI編から伏線としてちりばめられています。
キッドが奪ったもの
ユースタス・キッドは、ビックマムの縄張りに入り何かを奪っています。
ビックマムの発言からは、ポーネグリフの写しはロジャーとルフィ以外には奪われていないと推測できます。
そうすると、 ユースタス・キッド が奪った重要なものは何なのか?
これは非常に気になる伏線となります。
ココを見ろ! 視点③
WCI編といえば、なんといってもサンジです。
WCI編のメインテーマは、「サンジという人間の優しさ」です
サンジという人間の優しさ
誰よりも優しいサンジはどうやって出来上がったのか。
縁を切ったはずの家族ですら助けたい・本当の親(ゼフ)からの教え・なによりも自分を犠牲にする姿勢・それを超えるルフィの器。
この「人間ドラマのような心情」、これこそがONE PIECEの醍醐味です。
WCI編はとにかく「サンジの良さ」が詰まった物語です。堪能していきましょう!!
今読んでる巻が一番楽しい
ONE PIECEに好きな巻は何巻ですか?とよく聞かれます。
それは「今読んでる巻が一番楽しい」です。
その巻を引き立てるために、他の巻やいろいろな参考図書があります。
何度も何度も読むことで、さらに味が出てくるマンガ、
それがONE PIECEです!
エピソードごとに苦手意識を持っていると、ワクワクが半減し非常にもったいないので、
皆様が苦手というエピソードの一つWCI編を紹介させていただきました。
今後、楽しむ視点になれば幸いです。
最後まで、ありがとうございました。
ほな、バイバイ!
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