こんにちは、のらねこです。
話題の劇場版スラムダンク「THE FIRST SLAM DUNK」を観に行ってきました。
スラムダンクの当時連載は、1990年〜1996年で世代としてはドストライクではありませんが、学生時代バスケットボール部だったということもあり、原作のスラムダンクコミックは100回以上は読んでいるといいうスラムダンクのヘビー読者です。
そんな、視点でレビューしていきます。
ネタバレなしでいきたいですが、熱的にネタバレ回避投稿は無理でしたので、
以降、ネタバレ注意で以降よろしくお願いいたします。
THE FIRST SLAM DUNK
SLAM DUNK映画化の脚本・監督まで、原作者の井上雄彦先生というこだわりの作品です。
本来は矢沢と観に行きたい映画でしたが、そういう気持ちを抜きにして
今回の映画化は楽しみすぎたので前評判を一切入れずに、しかも一人で観に行きました。
これだけのワクワクしている気持ちだったので、
クオリオティで後悔しないよう、気合のIMAX上映をチョイスしました。
IMAXシアターの特徴は、大迫力のIMAXサウンドで映画の満足度が高いです。
IMAXシアターとは
・画角が広い
・2台のプロジェクターでの上映なので比較的画面が明るい
・スクリーンが大きい
・迫力のIMAXサウンド(10倍の音響システム)
通常、音にこだわりがある作品はIMAXを選択するのですが、SLAM DUNK愛でIMAX一択でした。
キャストについて
前情報として当時のアニメから声優さんが変わったという情報はありましたが、
個人的には全く気になりませんでした。
これだけでも賛否が多かったようですが、それだけ熱があるファンが多い作品ということを物語っております。
主題歌について
アニメで関するところでは、主題歌の存在感です。
スラムダンクは、主題歌が名曲揃いで、未だにカラオケでも歌われる作品が多いので、これらが復刻されるのかという期待もありましたが、それは叶わず。
ただ、BGM /主題歌は作品を邪魔しない具合でめちゃくちゃかっこいい仕上がりになっていて最高でした。
この辺は、従来のファンの方も楽しめる視点です。
内容について
それでは、内容に移ります。
今回の内容は、「インターハイ2回戦山王工業戦」
スラムダンクのファンからしたら、当たり前になっていますが、
100人いたら99.9999人ぐらいがこのエピソードがNo.1というぐらいの伝説の編です。
当時はアニメでは山王戦は描かれなかったので、最初観た瞬間、山王工業が動いていることに、めちゃくちゃ感動がありました。実に26年ぶりだとか。
ぐすっ!26年も待たせやがって・・・
そして今回の映画かで最も特筆すべき点は、主人公はなんと湘北高校のポイントガード宮城リョータ。
え!!???
よくよく考えれば、「THE FIRST」って最初の監督映画ということで、「初回」という意味かと思っていましたがそういえば「1番(PG)」、「速い」、「No.1ガード」というリョータを表すものばかり。
絵面でもリョータがど真ん中に配置されていたことも納得。
タイトルに込められた意味に納得しつつ、まさか主人公を変えるとという視点変更という大胆さに対して頭を整理しながら鑑賞。
主人公が変わっているということがどうゆう感じになっていくのかなと思いましたが、視点を切り替えることで見え方が全然違うということです。
ただそれでがっかり感というマイナス印象があるわけではなく、めちゃくちゃ面白い視点になっています。
スラムダンクは5人それぞれのキャラが際立ており、花道という主人公だけでなくても成立するからこそ、リョータの存在でここまで膨らむでしょう。この視点変換ができるのはスラムダンクがオンリーワンの作品だからこそではないでしょうか。
結局山王戦ですから、泣ける感動シーンのオンパレード。
映画中ずっと泣いておりました。
アフターストーリーはまさかの展開でしたねェ。
皆さんご存じの通り山王戦の後、続く3回戦の愛和学院に湘北高校はうそのようにぼろ負けするわけですが、
あれから10日後で描かれたエピソードで、インターハイの後湘北バスケ部キャプテンになったリョータ率いる湘北高校がどういった活躍をするのかは謎のままでした。
まさかそこが描かれているなんて!!
実際には、流川や桜木もアメリカに行っているのかもしれませんね。
見てるか矢沢。お前を超える逸材がここにいる。
しかも何人も同時にだ。矢沢
間違いなく矢沢に観せてやりたい映画です。
映画の内容で残念ポイントとしては、
ファンも思入れの多い名シーン連続の山王戦なので、この場面がないとか色々と思うところはありますが、映画にまとめる中でそんなことを言っていても仕方はありません。
映画化してくれてありがとう!
個人的には、それしかありません。
アニメーションについて、
スラムダンクのアニメといえば当時観ていた方はご存知ですが、「動きがカクカク」
これもあってか、私としては漫画派となっていた理由が大きいです。
それが現在のアニメーション技術もあってか、ウイイニングイレブンやSK2といったスポーツゲームのような滑らかな動きで、バスケットの動くプレーは違和感なく観流ことが出来ました。
これを観た方・作家さんでも現在の技術で復刻したい映画が今後増えてくることが予想されます。
日本は漫画文化が強くクリエータ王国なので、サブカルの未来は明るいですね。
おわりに
まさに、泣くしかない映画です。
こんなテンションが上がる作品は、観なきゃ損です!
ここまでの作品とは思っていませんでした。
バスケットボールは、社会人になってほとんどやっていませんでしたが、またやりたくなってしまいました。バスケはいいですね。
映画化と聞いた時は、今まだで思いれが強すぎて、がっかりするんじゃないかとか変なこと心配が、
そんな心配は杞憂でした。
めちゃくちゃ満足度の高い映画なので、複数回鑑賞も十分におすすめの映画でした。
ほな、バイバイ!
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