こんにちは、のら嫁です。
本日は運筆トレーニングの記事になります。
オリジナル運筆用紙もアップしておりますので、自由にダウンロードしてご利用ください。
うん‐ぴつ【運筆】 の解説
文字または文章や、絵をかくときの、筆の動かし方。筆の運び。筆づかい。
自由にものを書く力のことです。
運筆トレーニングをすることで、子どもの「書く能力」を鍛えることができます。
2歳頃から小学校入学頃まで、段階的に学んでいくのがおすすです。
わが家では、2歳児の娘がいるのですが、
タイでは学校関係がほとんど休校の中、いつ学校が始まっても大丈夫なように、家で少しでもお勉強をさせていきたいと思い、自分で娘用に運筆の練習プリントを作りました。
本屋にも運筆トレーニング用はありますが、タイで売られているものは対象年齢より少し難しくて使いづらいです。そのため発達に応じたプリントを作るのが1番良いと感じました。
運筆のやり方
それでは、運筆のやり方についてご説明します。
用意するもの
まずは運筆練習で用意するものです。
- 筆記具
- 運筆用紙
筆記具
筆記具は、手で握りやすいクレヨンで描くことをおすすめします。
鉛筆の場合、細くて・筆圧が弱いと薄くなってしまうので自信のないように見えてしまう事があります。
一方でクレヨンは、筆圧が弱くてもしっかり色がでますし、
また、クレヨンは好きな色を目で楽しめるので、色彩のお勉強にもなりますね。
ちなみにクレヨンはタイの文房具屋でも購入できます。
私はこちらのクレヨンをB2Sという場所で購入しました。
左側の大きいサイズ(36色)が125バーツ、右側の小さいサイズ(16色)が85バーツでした。
クレヨン自体はダイソーとかにも売っているのでこのクレヨンは結構割高ですが、
安いクレヨンだと色があまり出なくて、絵自体が寂しく見えちゃいます。
また、子ども自身しっかりと塗ってるつもりでも色が出ないので、成長するという意味では適しおりません。
このクレヨンはサイズ的に2歳の娘でも握りやすく、色もしっかりと出ます。
ここは賢くお金を使うという気持ちで、いいものを買ってあげましょう。
運筆用紙
次に運筆用紙は、基本的に何でも構いませんが、
今回作成した運筆プリントは、プリントアウトして使ってみてください。笑
また、大人が一度手本となるように2枚プリントアウトをして1枚は親が書いてみてください。
「同じように書いてみてねー」などと言葉かけをしてください。
そして線を書くのが難しそうであれば
「よいしょ、よいしょ」などの繰り返し言葉などを使って教えてあげましょう。
▼用紙①
・から・を線でむすぶように、線を書く練習です。
傘は色塗りにお使いください。
▼用紙②
子どもたちの大好きな食べ物でも作りました。
是非カラーでお使いください。言葉を発する練習にもなります。
▼用紙③
こちらは数字のお勉強も同時にしながら出来るプリントです。
▼用紙④
こちらの用紙は、はさみが使えるようになった時でもお使いいただけます。
にんじんを自分で切れるようになった事で、にんじん嫌いのお子さんはもしかしたら克服できるかも?という少しの期待を持ちながら一緒に親子で楽しんでいただけたらなと思います。
▼用紙⑤
丸の練習プリントです。
娘は丸を書くのに苦戦しました。
トレーニング方法
運筆は順番になぞるところから、はさみを使うところまで応用可能です。
基本編
最初の基本は絵をなぞるところからです。
まずは一緒になぞり、その後一人でなぞりとやっていきます。
真っ直ぐできるまで何回もやってあげるといいですね。なぞりながら、ものの効果音や名前を言いながらやると触覚、聴覚、視覚も含めたトレーニングにもなり効果的です。
また運筆のお勉強だけではなく、塗り絵として使うと一石二鳥です。
応用編
にんじんの絵はハサミの練習としても使えますので是非活用してください。
はさみは保育園でも3歳頃から少しずつ練習していきます。まずは縦に切る事から始めましょう。
*必ず付き添いのもとハサミをお使いください。
※また応用編で、運筆練習が出来るテキストも販売してるので使ってみると飽きずに続けられるかもしれません。
本にも、ちゃんと対象年齢が書いていますが、しっかりと中身を見てから買ってください。
タイの場合年齢だけで判断すると、内容が難しすぎる物もありましたので、お子様が出来そうな物を精査して選んでみてください。
運筆トレーニングの注意点
トレーニングにおいての注意点ですが、
小さい子どもの集中力は長くありません。長くやるとやる気も起きなくなってしまい、お互いに楽しめなくなるので、楽しめる範囲でやりましょう。
時間設定や回数を決めてやるのが、効果的です。
わが家では、午前中に30分、週に3~4日と決めています。
やりたくないという時には無理はさせずに、自主性に任せることも必要です。
娘は丸をかけるようになったのに時間がかかり、3週間ほどで達成することが出来ました。
ノートの全ページ使い切るほど、クレヨンの練習をしました。
手を添えながら描いたり、隣で描いてみたり、丸をかけるような言葉がけをしたり、時々YouTubeでお絵描き歌を見せたりもしました。
お子様が出来た時は、オーバーリアクションで褒めまくりましょう。
子どもは、一人一人個人差があります。
親も焦らずに見守る事も大事です。
もし描けなくても、本人が満足してるならそれも褒めてあげることが大切です。
おわりに
書くことは、学習の基本となります。
書けるようになると、学習にも自信がつきます。
子供が学習することを好きになってくれるかどうかは、まずはやる気からです。たかが運筆、されど運筆です。
お子様の成長過程で必ず必要なトレーニングですので、積極的にやっていきましょう。
自粛中のご家庭でも、ご家庭で取り組んでいける内容です。
好評でしたら、またいろんな運筆資料を作りたいと思います。
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